2010/07/26

里山で 22.7.25(日)

 里山さわやか隊に参加。大池では、蓮が花をつけていました。



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 今日は、葦原に蔓延っているセイタカアワダチソウを刈り取りました。適度に人の手が入らないと荒れてしまいます。もうすぐ、ミゾソバやヤノネグサも咲き出しそうです。先々週に手入れをした流れでは、オニヤンマが何匹も産卵していました。成虫になるのは5年後になりますが、無事に成虫になれるように安定した環境を維持したいものです。



 果樹を植えたところでは、モモの木に、カレハガの大きな幼虫(9cm程度)がついていました。頭の近く胸部の二筋の黒い模様のところには毒針毛が隠れていて、刺激を受けると、胸を丸め、毒針毛がでてくるそうです。



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 昼には、アオヤバシ(青屋箸)の行事で、流しうどんをご馳走になりました。



 旧暦の6月21日に行われている行事のようで、小麦の収穫をお祝いし、これからの厳しい夏を健康で過ごせるようお願いする行事だそうです。



 もともとは、石岡の青屋神社で例祭として行われている「青屋祭」の神事にちなんでいるようです。





2010/07/25

牛久自然の森 22.7.24(土)

 Gmaの体調も少し戻ったので、試運転を兼ねて牛久自然観察の森にいきました。



 牛久自然の森では、大田黒摩利さんの絵本原画展が開催されているので、これを覗くのも目的の一つでした。なかなか絵本を見る機会もないので楽しかったです。



 「はっぱのあな」では、クズのはっぱのあなから色々なものが見えました。シロコブゾウムシやホシハラビロヘリカメムシなどクズについている虫たちにも会えました。コフキゾウムシもいたようですが、やはり小さいので脇役のようでした。また、はっぱのあなから覗いている子どもたちが可愛かったです。



 「川から地球が見えてくる」では、野村圭祐さんが文を書いていましたが、工場跡地を活用したトンボに象徴される水辺の復活を図った荒川の尾久の原公園を思い出しました。



 さて、久しぶりの牛久自然の森はだいぶ変わっていました。コジュケイの森の中が広くなっていました。手入れをしていたボランティアの方に伺ったところ、市が買い上げて広げたようです。



 森の中では、アキノタムラソウ、オトギリソウ、ムラサキシキブ、ママコナ、ヤマユリなどが花をつけていました。ボランティアの方の話では、ママコナは年によって花が多かったり少なかったりするそうで、今年はまあまあだそうです。



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アキノタムラソウとママコナ




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ムラサキシキブとヤマユリ


 虫たちですが、ネイチャーセンターの前に池でヤブヤンマが産卵していました。kou_shinoさんのブログ(自然写真帳)でみて、見たいと思っていたのですが、ようやく見ることができました。



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 このほか、ベッコウハゴロモの奇妙な幼虫やワキグロサツマノミダマシなどが見られました。



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 今日のところは、暑いので、そうそうに引き上げました。帰りには、そばのラーメン屋さんで、いつも楽しみにしている海草ラーメンに舌鼓。これが、なかなか美味しいのです。





 



2010/07/24

大井再訪 22.6.5

 前回の大井探訪でいけなかったところを訪ねました。



※ 香取神社



2010/07/23

陸平 22.7.21(水)

 美浦村の陸平で遺跡調査の勉強会の前に、少しだけ歩いてきましたが、暑いこと。



 久しぶりのウチワヤンマも暑いのか、尻尾をあげて陽をよけるようにとまっていました。ショウジョウトンボも、ガマの穂先に隠れるようにとまっていました。



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 斜面には、ヤマユリやヤブミョウガ



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 勉強会のほうは、千葉県立中央博物館の黒住先生から、貝塚で見られる微小貝類について、当時の環境や暮らしなど様々な様子が推定できる可能性について話を伺いました。



 現在でも陸生の貝については、見られるとのことで、採取した樹林内の落ち葉や腐葉土などから、数mmの貝を見つけて、どのようなものなのか、実際に見ることができました。



 



2010/07/21

湿地調査 22.7.19(月)

 里山で湿地の植物調査



 イネ科、カヤツリグサ科、イグサ科、ガマ科、タデ科など70種類を超える植物が見つかりました。中には、興味深い種もありそうです。秋まで、調査をすれば、相当な数になると思われます。



 付近では、アカヤマドリなどのキノコの類など(黒い毛みたいのはなんなのでしょう?)



 8/5 きたきつねさんから、変形菌のムラサキホコリの子実体とのご教示がありました。



 変形菌は変形体で移動して微生物を摂食する動物的性質と動かない子実体を形成し、胞子で繁殖するという植物的な性質を持つ生物で、なかなか面白そうです。



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 昆虫たちでは、マドガやササキリの幼虫なども見られました。



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2010/07/18

庭の花 22.7.16

  7月16日現在で282種になりました。(7/1以降、ウツボグサ、モントプレチア、ガザニア、クチナシ(八重)、ノウゼンカズラ、ヤブコウジ、ツユクサ、マユミ、オイランソウ、サルスベリ、メマツヨイグサ、ヤマユリ、ハナゾノツクバネウツギ)



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ウツボグサとノウゼンカズラ




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ヤブコウジとツユクサ




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オイランソウとサルスベリ






乗鞍 22.7.3、7.4

 乗鞍岳のシャトルバスで、畳平に行こうとしたところ、肩の小屋口までで、その先は通行止めでした。例年より雪解けが遅れ、落石などの危険があるとのことした。



 肩の小屋口は、氷雨でどうなることかと思っていましたが、畳平にはいけないので、位ヶ原山荘まで二区間を歩いて下りることにしました。



 肩の小屋口付近は、雪が5mほど残っていましたが、高山植物も顔を出していました。



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残雪とイワツメクサ


 



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ショウジョウバカマとミツバオウレン


 



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ミヤマキンバイとタカネザクラ


 



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オオヒョウタンボクとベニバナイチヤクソウ


 翌日は、三本滝を見に行きましたが、ここでも、色々な植物が見られました。



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三本の滝


 



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ゴゼンタチバナとオオバタケシマラン


 



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オオバミゾホオズキとオオバユキザサ


 



 



2010/07/13

黒部平の植物園 22.7.2

 黒部平の植物園では、高山植物が色々花をつけていました。Gmaは体調が戻らず、今回は留守番ですが、20年ほど前に訪れたとき、めったに高山植物の写真を撮るような人もいなかったせいか、この植物園の手入れをしている人が親切に、案内をしてくれたそうです。



 高校のころならった漢詩の一節を思い出してしまいます。



  「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」



 不慣れなことはこのくらいにして、高山植物です。



ウスバスミレとオオバキスミレ


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マイヅルソウとクルマユリ


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シラネアオイとゼンテイカ(ニッコウキスゲ)


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ミツガシワとリュウキンカ


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クロユリとナナカマド


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チングルマとオククルマムグラ


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扇沢までもどったところで、マタタビ(両性花)とタニウツギ


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 このほか、アカモノ、ノウゴウイチゴ、イワカガミ、キヌガサソウ、エゾノヨツバムグラ、ミヤマハタザオなどなど