2016/08/23

08.23庭で

 直撃した台風が過ぎ去って、次の雨の合間に、ヒメクロイラガの繭を探してみました。イラガの繭(スズメノションベンタゴ)は木の枝についていますが、ヒメクロイラガは地面の中で少し土が被ったところで繭になるそうです。


 そこで、クヌギの周りを探してみたのですが、見つかったのは、一つだけ。


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 鉢に土を入れて、網かごの中で様子を見てみようと思います。年に1~2回発生するとされていますが、時期的に考えると2回目かもしれません。だとすると、成虫になるのは、来年の6~7月かな?


 


 このほか、イネ科の葉の上には、ショウリョウバッタモドキ。


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 午後からは、また雨の予定。海岸あたりに吹き寄せられた鳥でも見に行きたいところです。


 


 




【参考】 島根県農業技術センター「イラガ類」




 


 


 


2016/08/15

庭で

庭で草むらをのぞいてみました。




 ヤブカラシのそばにオオメナガカメムシ、コブチヒメヘリカメムシ。スズメウリの花の上では、ハナグモが待ち構えていました。


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 コブチヒメヘリカメムシは、ブチヒメヘリカメムシ(ブチヒゲヘリカメムシ)の亜種とされていたようですが、日本原色カメムシ図鑑3巻で、別種とされたようです。これまで、緑っぽいブチヒメヘリカメムシとしていたのですが、落ち着きました。


 


 クヌギの葉には、大量のイラガの類の幼虫。初見のヒメクロイラガの幼虫でした。


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 顔は普段隠しているのですが、ちょっと突っついて顔を出してもらいました。そろそろ終齢と思われますが、成虫を見てみたいような気もして、思案中。


 


 




 


2016/08/13

2016.08.13 里山で

 田んぼには、子どもたちが作った案山子たちが並んでいます。
  

 少し涼しくなった里山では、秋の花が咲きはじめました。
  

【植物】ミズヒキ、キンミズヒキ、ヌスビトハギ、クズ、カタバミ、ヤブガラシ、カラスウリ、ミソハギ、ヘクソカズラ、ヒルガオ、クサギ、アレチハナガサ(被害防止)、ヒヨドリジョウゴ、キツネノマゴ、ヒメムカシヨモギ、ユウガギク、アキノノゲシ、コバギボウシ、オニドコロ、ヤブミョウガ 20種

 チョウたちもいろいろ。セセリチョウはかなり多くの種が見られました。イチモンジセセリ、キマダラセセリ、オオチャバネセセリ、チャバネセセリ。このほか、ダイミョウセセリもみることができました。
  
  

【チョウ】ダイミョウセセリ、キマダラセセリ、オオチャバネセセリ、チャバネセセリ、イチモンジセセリ、ジャコウアゲハ、アオスジアゲハ、ナガサキアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ツバメシジミ、アカタテハ(幼虫 ヤブマオで)、キタテハ、ツマグロヒョウモン、コミスジ、アカボシゴマダラ(生態系被害防止外来種)、コジャノメ、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲ 24種
  

 アオモンイトトンボやルリモンハナバチは久しぶりです。
  

 初見だったのは、アミメクサカゲロウとヤブマオにいたナカアオフトメイガの幼虫でした。
   

【トンボ目】ハグロトンボ、アオモンイトトンボ、ウチワヤンマ、オニヤンマ、オオヤマトンボ、ナツアカネ、ノシメトンボ、コシアキトンボ、ショウジョウトンボ、ウスバキトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ 12種

その他の昆虫【バッタ目】ヒメギス、ショウリョウバッタ、クルマバッタモドキ、ツチイナゴ、オンブバッタ、【カメムシ目】スケバハゴロモ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ホシハラビロヘリカメムシ、ブチヒゲカメムシ(成虫、5齢幼虫)、クサギカメムシ、【アミメカゲロウ目】アミメクサカゲロウ、【チョウ目】ナカアオフトメイガ(幼虫、ヤブマオ)、ベニスジヒメシャクの類、カノコガ、【コウチュウ目】アオドウガネ、トホシテントウ、ヨツボシオオキスイ(たぶん)、ウスバカミキリ、ノコギリカミキリ、【ハチ目】ナミルリモンハナバチ 23種
   

【クモ目】ナガコガネグモ、オオトリノフンダマシ(目玉模様の外側の黒い輪が目立たないタイプ)、コゲチャオニグモ♂、イオウイロハシリグモ 4種
  

【野鳥】マガモ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、アマツバメ、オオタカ、カワセミ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ 18種+コジュケイ



2016/08/11

雨引山

 昼食がてら雨引山へ。


 雨引観音にある薬膳中華茶坊「三笠」で、薬膳ラーメンのセット(杏仁豆腐付き)。相変わらず、美味しいですね。杏仁豆腐は西瓜が入っていて、程よい甘さでこれもおいしかったです。


 さて、延命水をいただいてから、山麓を少し歩いてみましたが、鳥はあまり見かけません。虫たちも少な目でした。


 


 花は、ヤマニガナ、タカサゴユリ(花びらの裏に赤い筋があるので。帰化植物)、ダイコンソウ、ヒヨドリバナなど。
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 チョウは、ヤマキマダラヒカゲ、ウラギンシジミ(♀)など。


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 トンボは、ノシメトンボがたくさん飛んでいたほか、ハグロトンボ、ナツアカネなど。ナツアカネはもう少し赤くなっていました。


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 暑さもあるし、こんなものなのでしょうね。


 


 


【観察した生き物たち】


植物:ダイコンソウ、クサギ、ヒヨドリバナ、ヤマニガナ、ヤブラン、タカサゴユリ




チョウ:クロアゲハ、ウラギンシジミ、ツバメシジミ、ルリシジミ、コジャノメ、ヤマキマダラヒカゲ




トンボ:ハグロトンボ、オニヤンマ、ナツアカネ、ノシメトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ




コウチュウ:サビハネカクシ、カナブン、ヤマトタマムシ、ウスバカミキリ


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鳥:チュウサギ、アオゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、スズメ、ホオジロ


 


 




コシアカツバメ

 コシアカツバメを見に行ってきました。営巣の話を聞いてから1月ほど経っていたのでどうかなと思ったのですが、別の番いでしょうか、エサを運んでいました。


 ツバメより、尾が長いようです。


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 壺型の巣に頭から入って、しばらくは尾が見えています。エサを与えたら、巣から顔を出して様子を窺がってから、飛び出しました。


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 茨城県では絶滅危惧Ⅱ類に区分されて、なかなかお目にかかれないようです。













 


 


Year List +1種で、179種(亜種ベース192種)、6外来種 




Life List  +1種で、240/633種(亜種ベース259/791種)、8外来種


 


 


2016/08/03

朝、近所

 暑さもあるので、朝早く近所を見に行きました。


 早起きなのは、キジ、チュウサギ、アオサギ。ゴイサギは親子連れ。


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 ヒクイナはそそくさと隠れてしまいましたが、クサシギはせっせとエサ取り。


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